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『偽りの人々』




著者:石川佑
イラスト:浅川慎一郎
1,050円(税込)[10/01/22発売]

第9回募集最終選考通過作品
 (「虚報」より改題)
講談社ブックプラスで配信中

林真人は無差別通り魔事件で妻の亜矢子を失った。夫婦仲も冷め、家庭内別居中だったのだが、事件の取材で林は妻との仲を美談にした。その報道を見た職場の部下、友人や愛人、そして実は亜矢子の知り合いだったという通り魔事件の犯人は……。小さな嘘が周囲の人たちに影響し、次第に林は追い詰められていく。



著者:石川佑

プロフィール
1981年生まれ、東京都出身。2004年に大学卒業後、就職。趣味は読書と映画鑑賞。好きな作家は横山秀夫、東野圭吾、雫井脩介。2009年8月応募締切、第9回講談社Birth小説部門受賞

コメント
自分なりに熱を込めて書いた小説です。何が正しいとか間違っているとか、決してそうした「正解」を伝えようとしたわけではありません。ただ、読後、何か心に残るようなものを、という思いで書きました。手に取っていただければ幸いです。



イラスト:浅川慎一郎

プロフィール
1981年千葉県生まれ。慶応義塾大学文学部、成安造形大学造形学部デザイン科卒業。子供の頃に見たブリューゲルの絵に影響を受け絵を描き始める。第2回千修イラストレーションコンペティション最優秀賞他。2009年5月応募締切、第6回講談社Birthイラスト部門受賞

コメント
メディアの功罪、その中での個人のあり方など、色々と考えさせられることの多い作品でした。カバーは、メディアを通して見る/見られている世界、というイメージで描きました。普段の作業とは違い、何をどこまで描くか等考えることが多く、良い経験になったと思います。



担当者コメント

この作品は“若い感性を探す、新人発掘レーベル”に投稿された作品としては完成度が高く、大変評価されたポイントですが、テーマが渋いです。“若い”ということがどういうことなのか、編集部の認識の幅が狭かった事を思い知らされました。ある意味、客観視している20代の目線で描かれた社会派作品、読後どんな感想を持つか。是非読んで頂きたい作品です。

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