講談社Birth


Top>選考結果>第14回>



小説:気になる作品


『雨街』
 新崎(20歳)

コメント

淡々と描かれている作品の背景にはいつも雨が降っていることを感じさせるような控えめで品のある文章だと思う。そこに、今回の作品にあったとても良い雰囲気を感じるし、全体的によく書かれていたと思う。ただ、主人公と近隣男性との恋も大方読者には想像できてしまうことだが、その辺の心情を書くことなくいつの間にかくっついていたりするところに都合のよさや、ストーリーにちょっと捻りが無さ過ぎるところもいくつか感じられた。忘れていた雨街に来ることになった(雨を降らせるきっかけとなった)エピソード部分は今までの淡々とした感情を抑えたところとは対照的に、もっと詳細に感情的にみっちり描いてみるなどして作品により大きな山を作り上げてほしい。(担当A)


▲ 上に戻る


講談社Birthについて
新刊・既刊リスト
選考結果
メルマガへの登録
講談社Birthトップ

モバイル講談社トップ


(C)Kodansha Ltd.